|
9月19日 |
|
人参畑の支度です。
何事も「美しく」を基本に仕事を進めます。
よく手入れをされた畑は、見ていても気持ちの良いものです。
肥料をまき、耕運をし、種まきの時を待ちます。
「機能美」とよく言いますが、その「美しさ」にはやはりわけがある。
無駄が無く、整えられたもの。
そこに関わる人の、心までも映し出しているような。
見るものに、心地よさ、安心を与える。
世の中の「美しい」にはすべてわけがあるのかも・・・。 |
|
9月18日 |
|
畑のしたくは、土手周りをきれいにするところから始まります。
土手に生えた草を草払いで切り倒し、草が乾いたら焼いてしまいます。
土手をこうやって焼いてしまうと、しばらくは草が生えるのを遅らせることができます。
何年か前までは、この土手を焼くことが禁止されたために、大変な難儀をしていました。
あっという間に伸び生えそろう草に、手を焼いていました。
また野焼きができるようになったので、どいて周りがきれいになって農家としても嬉しいです。
虫の発生も抑えることができますしね。
ただ、燃やすときは風向きを考えないと大変なことになります。
風の勢いにはかないませんから、慎重に火をつけます。
火をつけるときは、風下から。
我が家の子供たちも、この鉄則は知っています。
火の怖さも、野焼きの手伝いで身をもって知ることになります。
私自身も、嫁に来てから知ることとなり、これが先人の知恵なのです。
|
|
9月16日 |
|
本日、曇り時々雨の体育祭日和でした。
朝読めなかった新聞を家へ帰ってから読みましたら、「日本農業新聞」に、漫画が・・・。
へ〜〜〜珍しいなあ〜〜〜。初めてじゃないかな。
この作者見たことある。前本屋で立ち読みした「池ちゃんと僕」という本の作者だ。
風刺の聞いた言葉のやり取り。どちらかというと、あまり美しくない絵なのだけれど、並べられた言葉の中に深い愛情を感じる
本だった。
へ〜〜〜、全国版の新聞に、まして農業新聞に載っているなんて・・・。
今日はなんだか得した気分。。。農業新聞もやるじゃん。。。など度・・・いい年下大人の言葉でもないけれど・・・。
やっぱり嬉しくて、今日は得した気分
|
|
9月15日 |
|
本日は敬老会。
年寄りが約7割を越えるこの地区は、なんとも・・・。
まだまだ若いと思っても見渡してみれば、若い影は本当に少なくなってしまった。
現役で頑張っているお隣のおじさんもいつの間にか、めっきり頭が白くなっておりますし、
若いと思っている自分さえも、昔父や母が行っていた言葉が口をつき、
「そうだよね〜〜〜。子供が大きくなった分年をとったのだよね〜〜〜。」といまさらながら、思い知るのでありました。
今日はずいぶんと蒸し暑く、
台風が発生しており、東シナ海を北上していきますが、あまり九州には影響は無いと思われるところではありますが、
沖縄では62 メートルの風が吹いた模様。
何事も無く行過ぎてくれますように・・・。
今はまだ台風の影響もあまり答えないけれども、この先種まき(大根、人参)が始まると、台風の動向が気になるところです。
自然の力にはかないません。
|
|
9月12日 |
|
暑さをよけながらの芋ほりです。
今年はいつに無く暑い毎日でしたが、今日は今年らしからぬ、肌寒い一日となりました。
後一枚何かがほしいと思う、夕暮れとなり、ニュースでは40日間続いた「夏日」がやっと終わりを告げたとのこと。
こんな日に限って体調を崩してしまうのですが、やはり年寄りには気温の変化は顕著に現れ
一番にばあちゃんが風邪を引いてしまいました。
「何もする気がなくなってしまって・・・」
「いいよ〜〜〜。ゆっくりしなさいってことだから・・。」
「何もしちょらんたっがね〜〜〜」(何もしてないんだけれど・・・)
こんな会話で、一日終がわってしまいす。
芋ほりは、少し肌寒いくらいがさくさくとはかどります。
「ずいぶん仕事がしやすくなったね。」と皆でよろこび、収穫の難儀も和らぐというものです。 |
|