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まあるい月が出ていました。
今日は「満月」。
満月の夜は、夜の間中びっくりするくらい明るくて、いつまでも飽きずに空を眺めてしまいます。
「月」という言葉の持つ神秘さは、少女の頃から(もうおばちゃんになってしまったけれど)わくわくしながら月を眺めたり、あそこに本当にウサギがいるのかと夢見たり、月夜の晩のあまりの明るさに、「かぐや姫を迎えに来たのかしら」と、絵にかいたような少女していましたね。
あ〜〜〜〜今は見る影もない・・・・。
恩田陸さんの「月の裏側」
まだまだ若い頃は、ん〜〜〜〜今も若いのだけれど・・・
男性作家の書いたSFとか、推理物とか、純愛物とかたくさん読んだけれど、ここ4.5年は、女性作家の書いたもののほうがしっくりくる。
女性の感情の細部に渡るまで、共感できるものが多く、
「そうなのよね。この言葉の使い方なのよね。」と一人悦に入ってます。
子供が、某NHKで見ていた夕方の番組が「6番目のサヨコ」
冷たい風の吹く廊下、夕暮れの人気のない教室、振り返ると暗く翳って見える校舎。
子供が見ている横で、ドキドキしながら見た番組。
大人な私ですから、それほど怖くはなかったけれど、子供達の息を飲む音さえ聞こえる部屋の中で、「われるガラスの音、揺れるカーテン。」
ドキドキ物のTV番組でした。
その作家が、「恩田陸」
そうだったのか^〜〜〜。「月の裏側」は、福岡県の柳川が舞台の場所で、かの地を思い出しながら読みました。
そんなことを思っていましたら、今度封切になる「夜のピクニック」
絶対本を読まなくちゃ。読んでから,映画見に行こうっと。。
またまた秋の夜長は眠れない・・・・・。
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